
東京新聞社会部記者・
望月衣塑子に密着したドキュメンタリー映画。
彼女の著書を原案とした映画
『新聞記者』が公開されて話題になったが、これはいわば”姉妹編”にあたる。
取り上げられているのは辺野古新基地建設問題、伊藤詩織さん準強姦事件、森友学園問題、加計学園問題…、辺野古に、宮古島に、大阪に、福島にと彼女は取材で駆け回る。
籠池元理事長夫妻や前川元次官、伊藤詩織さん、共産党の志位委員長なども画面に登場する。
そして再三取り上げられるのが、例の官邸における菅官房長官とのやり取りだ。
もちろん一人の記者に寄り添った映像であり、その切り取り方も一方的・作為的で公平性には欠けている面もあるだろうが、それでもこの映画を見ると、今の政治は何かおかしい、マスコミは死んでいるとの感を強くする。
2時間だれることなく、最後まで気分は高揚する。
というよりも憤りしっぱなし、と言った方が正しいか。
この内容を全面的に鵜呑みにするのは危険だが、それでも大本営発表を無条件に信用する方がより危険。
常に疑問符を持ち続ける姿勢は大切だと思う。