
新旧仮面ライダーの共演を謳い文句に始まった「MOVIE大戦」シリーズも、形を変え名を変え本作で11年目(11作目)へ。
興行的にも安定しているようで、お正月映画の顔としてすっかり定着した感があります。
さて今回はオマケのようなレジェンドライダーの参戦もナシ。
「仮面ライダージオウ」と「仮面ライダーゼロワン」がガッツリ絡んでおります。
といってもお話は「ゼロワン」の外伝というか裏エピソードみたいで、出番は多いものの対等ではなく、「ジオウ」チームは「ゼロワン」のドラマに客演している感じです。
また映画のみの目立った大物ゲストというのもなし。
お笑い芸人やアイドルが呼ばれるケースも少なくないですが、生駒里奈もアイドル枠ではないですし、お笑い芸人もチョイ役だったり元からの番組レギュラーだったり。

まあ大物ゲストといえば西岡徳馬と山本耕史ですが、二人とも第1話に続いての登場ですし、今後のシリーズ出演もあり得そうなので、厳密には映画ゲストとは違います。
それにしても若手中心のキャスト陣の中では、このクラスの俳優さんが出てると画面が締まりますし、やはり安心感がありますね。
若手俳優たちにとっても、良いお手本になったものと思われます。
「ジオウ」も「ゼロワン」も、相も変わらず予備知識ほぼゼロなので所々で「???」を連発はしたのですが、それでも(好き嫌いは兎も角として)重厚で見応えのあるドラマだったと思います。
映画のみではありますが、とりあえず一年以上付き合ってきた常磐ソウゴ役の奥野壮クンも良い顔つきになってきましたし、イズ役の鶴嶋乃愛ちゃん、なるほど各方面で(?)騒がれるだけのことはありますね。良いキャラです。