
偶然カカシ型ロボットのクロウが忘れ物をしたのを見て、それを追いかけて不思議な世界へ彷徨いこんでしまったドラミ。
彼は憧れのオーロラ姫の舞踏会へ行こうとしたが、身分違いとして追い出されてしまう。ドラミは彼を元気づけ、何とかオーロラ姫に会わせてあげようとするが…。
映画「ドラえもん」の併映作として作られた「ドラミちゃん」の4作目。
今のところ、これが最後の「ドラミちゃん」映画ということになるらしい。
15分程度の短編で、ちょっと「ふしぎの国のアリス」や「オズの魔法使い」のテイストが入っているかな。
最後、オーロラ姫の部屋を前にして、「もっと大切な友達を見つけた」といって引き返すクロウの行動がよくわからない。
姫よりもドラミを選んだ形だけれども、それがロマンスに発展するわけでもなくあくまで”友情”が強調されてるし、そもそもクロウはオーロラ姫とは話したこともなく、単に美しいから憧れていたってことのようだし、なんだかんだでモヤモヤの残る作品だった。