
地球外知的生命体の探求に人生をかけ、宇宙の彼方に消えた英雄である父を追いかけ、ロイ・マクブライトもまた宇宙飛行士になり、輝かしい成果を上げていた。
そんなある日、彼に極秘任務が下る。
地球を度々襲い深刻な事態を引き起こしているサージ電流が、実は海王星付近に漂う探査船から放たれたものらしいことが明らかになり、そこでロイの父が生きている可能性があるのだ。
父の謎を求め、ロイは宇宙へと旅立ってゆく。
ブラッド・ピット、トミー・リー・ジョーンズ、ルース・ネッガ、リヴ・タイラー、ドナルド・サザーランドらが出演したSF大作。
宇宙ステーションや月や火星の基地、それにロケットの内部などの寒々としたセットが印象的だが、正直言って内容がさっぱりわからなかった。
「2001年宇宙の旅」のようなものかと思ったのだが”超越的な存在”は登場せず、かといって
「インターステラー」のような人の内面的な考察を試みているわけでもなく、何らかの陰謀劇が盛り込まれているのかと思いきや、そこまでの捻りはなく淡々と物語は進行する。
時折アクセントなのか、取って付けたようなアクションシークエンスが出てくるが、これといって本筋には絡まない。
トミー・リー・ジョーンズとドナルド・サザーランドが元同僚の宇宙飛行士ということで「スペース・カウボーイ」が懐かしく思い出されるが、二人が絡むシーンもなくサザーランドは意味深な態度をとりながら早めに物語から退場してしまうので、特別オマージュを捧げているわけでもなさそう。
終始暗く、重たい表情を浮かべているブラッド・ピットはプロデューサーも兼任しているがミスキャストだろう。
何故この作品の評価が高いのか理解出来ない。