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『イントゥ・ザ・スカイ/気球で未来を変えたふたり』(2019)

天気の予測は可能だと信じるも、周囲からは荒唐無稽と相手にされない気象学者のジェームズ・グレーシャーは、自らの説の正しさを実証するために、気球操縦士であるアメリア・レンを説得し調査飛行を実現させようとする。
夫を飛行中の事故で亡くした彼女はその申し出を何度も拒絶するが、自分自身が立ち直るためにと飛ぶことを決意する。
途中で予期せぬ嵐に見舞われながらも徐々に高度を上げてゆく二人。これまでの記録である高度7000メートルを超え、やがて前人未到の10000メートルの高みへ。だがそこには想像を超えた自然の驚異が待ち構えていた。

『イントゥ・ザ・スカイ/気球で未来を変えたふたり』(2019)_e0033570_20263057.jpgフェリシティ・ジョーンズとエディ・レッドメインが共演した冒険物語。
映画は出発前の準備から飛行、そして苦難を乗り越え二人が無事に生還するまでを描きながら、その合間にジェームズが四面楚歌の中で準備を進めていく過程と、アメリアが挫折から立ち直っていく様を盛り込んで展開してゆく。

何と言っても白眉は気球の飛行シーン。
ただ美しいだけでなく、如何に死と隣り合わせなのかを嫌というほど見せてくれる。
特に終盤の一大スペクタクルシーンは、高所恐怖症ならずとも画面を正視できないほど。
映画館の客席というセフティーゾーンにいながら、リアルに死の恐怖を体感した。
これは間違いなく映画館で見るべき一本である。

ところでこの作品は冒頭に「実話に基づく」とのテロップが出るが、実はジェームズ・グレーシャーは実在の人物だが、アメリア・レンは架空の人物とのこと。
映画鑑賞前にはそのことを知らなかったので素直に感動したが、後で知った時はちょっぴり騙された気分に。




by odin2099 | 2020-01-22 20:28 |  映画感想<ア行> | Trackback | Comments(0)

悪文礼賛


by Excalibur(エクスカリバー)
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