「ジェダイの帰還」公開から「ファントム・メナス」公開までの休眠期に、ファンの心の渇きを癒す役割をはたしていた作品が新訳で復刻された。

物語は「ジェダイの帰還」の5年後で、お馴染みのルーク、レイア、ハン、チューバッカ、ランド、C-3PO、R2-D2らが揃って登場。
帝国の残党を率いるスローン大提督や、ジェダイマスターのクローンでダーク・ジェダイと化したジョルース・シボースら新たな強敵も出現。
また密輸業者のタロン・カードや、その片腕である謎の女性マラ・ジェイド、暗殺者集団ノーグリといった魅力あるキャラクターがルークたちに関わってくる。
このお話をそのままエピソード7以降でやって欲しいとは思わないけれど、こういう”続編”が見たかったんだよな、というファンは少なくないはず。
ディズニー体制下にあってこの物語は「レジェンス(番外編)」とされてしまったが、今度は「カノン(正史)」のアニメシリーズ「反乱者たち」へ逆輸入という形でスローン大提督が登場。
その最後は消息不明で終ったようなので、この「帝国の後継者」に始まる三部作そのものを生かす形で、「カノン」にも再登場してもらいたいものだ。
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