『ドリトル先生アフリカへ行く』 ヒュー・ロフティング
2020年 02月 14日
「ドリトル先生」シリーズといえば、小学生の頃の愛読書。元々はTVアニメ版が好きだったことがキッカケだけど、祖父がこの作品を翻訳した井伏鱒二の研究をしていた縁で原作にも挑戦。
「沼のほとりのパドルビー」というイギリスの小さな田舎町に住むジョン・ドリトル先生は、人間相手の医者ではあるが、実は動物語をマスターしており動物も見てあげている。
そんなドリトル先生、今回はサルたちを疫病から救うために、オウムのポリネシア、犬のジップ、フクロのトートー、あひるのダブダブ、サルのチーチー、ブタのガブガブなどのメンバーを引き連れてのアフリカ行き。
海賊が出て来たり、黒人の王国が舞台になったりの展開。
何といっても動物と話の出来るドリトル先生が魅力的。
アニメ版とはかなりイメージが違うけれども、憧れたものだ。
岩波版では「ドリトル先生アフリカゆき」という題名だったけれど、この角川つばさ文庫の新訳版は「ドリトル先生アフリカへ行く」と変更。




