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『グレートマジンガー対ゲッターロボG/空中大激突』

やっぱり「マジンガー」です。
「マジンガー」に帰ってきました。
『グレートマジンガー対ゲッターロボG/空中大激突』_e0033570_19241115.jpg
この作品は明らかに「グレートマジンガー対ゲッターロボ」の続編として作られてますね。
恐竜帝国や百鬼帝国、ミケーネ帝国が存在しない世界線でのお話で、両研究所は宇宙からの侵略者に備えています。

そしてイベント性の高さは劇場版マジンガーシリーズ随一!
ムサシの死に伴うゲッターロボからゲッターロボGへの切り替え、それにグレートマジンガーの新装備「グレートブースター」のお披露目。

ドラマ性が高いのはもちろんゲッター側のお話ですが、今回もマジンガーが主でゲッターが従。作画監督は小松原一男ですが、脚本が藤川桂介、演出は明比正行とスタッフもマジンガー寄りで、トドメはグレートブースターです。せっかくの新ゲッターも大して見せ場はありません。

それでも締めの台詞こそ鉄也に与えられていますが、ラストカットはリョウの泣き顔のアップと「ムサシ…!」という呟き。これでゲッターファンは溜飲を下げる…かな?

しかしイベント性は高いものの、明らかに時間不足で、物語上の起伏は少なく一本調子。
見ていてさして興奮もせず、あっという間に終わってしまったという印象しか残りませんね。
同じくらいの上映時間でも、同時上映の「宇宙円盤大戦争」はしっかりと”ドラマ”していたのに…。
そこら辺がちょっと、というよりかなり惜しいかなあ。




Tracked from ふじき78の死屍累々映画.. at 2021-08-09 13:47
タイトル : 『グレートマジンガー対ゲッターロボ』『グレートマジンガー..
特集「劇場版マジンガーシリーズ大特集」の3プログラム。 ◆『グレートマジンガー対ゲッターロボ』渋谷TOEI② 五つ星評価で【★★おいおい】 1975年、カラー、30分、初見、明比正行監督作品。 グレートマジンガーとゲッターロボが共存する世界線で、円盤に乗ってやって来る宇宙人が連れてくる宇宙怪獣と2大ロボは戦う。グレートマジンガーの科学要塞研究所とゲッターロボの早乙女研究所は、と言うより、グ...... more
Commented by ふじき78 at 2021-08-09 13:40 x
別にその為に死んだと言えば死んだのだけど、どーも武蔵野市が、もとい、武蔵の死がテンプレすぎて、もうちょっとちゃんとやろうよという気にさせられる。
Commented by odin2099 at 2021-08-10 19:19
> ふじき78さん

出会い頭の衝突だからお気の毒。
既にTV版で死んでるムサシに再び会える、がウリではあったんだけど。
そしてベンケイ、台詞がない。
八奈見さん、兼役でもないのに。
by odin2099 | 2020-03-05 19:27 |  映画感想<マ行> | Trackback(1) | Comments(2)

「きのふの是はけふの非なるわが瞬間の感触を、筆に写してたれにか見せん」(森鴎外『舞姫』) HNは”Excalibur(エクスカリバー)”


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