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『バットマンVSスーパーマン/ジャスティスの誕生』

<DCFU>の第2弾は前作「マン・オブ・スティール」のクライマックスシーンから始まります。
スーパーマンとゾッド将軍の戦いは、現場にいた一般人レベルからはどう見えるのか。
多くの人はスーパーマンのお陰で助かり、メデタシメデタシとなっている、というのはヒーロー視点での物語ですが、その裏では決して少なくない数の犠牲者が出ています。
そしてそれを目の当たりにしていたのがバットマン=ブルース・ウェインだったなら…。

『バットマンVSスーパーマン/ジャスティスの誕生』_e0033570_21105399.jpgこれが普通の人だったらウォレスのように像に落書きをしたり、新聞記事の切り抜きを送りつけたりといった嫌がらせ程度で済んだのでしょうが、ブルースには知力も体力も武器も財力もあります。
そんな彼がスーパーマンの存在を危険視し、そのパワーに対する抑止力が必要だと考えたなら自らが立ちはだかるしかありません。

片やスーパーマン=クラーク・ケントも、自らの正義を振りかざし、自警団気取りのバットマンの行為は自分の規範に照らしても到底許せるものではありません。
両雄の激突は必然、これはレックス・ルーサーの陰謀がなくても避け得なかった運命ではなかったかなと思われます。

ただそこから両雄が共闘に至る流れはかなり唐突でした。
共に母親の名前が”マーサ”だったから…?
なんでそれだけの理由で、お互いに理解し合えるのでしょう?

せっかく第三勢力として序盤から見え隠れしていたダイアナ・プリンス=ワンダーウーマンがキーパーソンとなり、何らかの形で説得を試み、その結果として両雄の対決を回避させ共闘の道を歩ませる、というのであればまだわかるのですが。
それとも少年マンガにありがちな、拳で語り合って後に友情が芽生える、という展開をなぞっているだけなのでしょうか。

物語はスーパーマンの死を持って終わりますが、スーパーマンとロイス・レインは周知の仲のよう。
またロイスはクラークとも自然に接しています(ひょっとして同棲してる?)。
そしてスーパーマンの死と共にクラークも…。
ということはこの作品世界では、スーパーマン=クラーク・ケントをかなりの人が認識しているんでしょうかねえ。少なくてもクラークの幼馴染の何人かは気付いていることが前作で明らかになっていますし、ホワイト編集長もいい加減気付いていても良さそうなものですが。

<過去記事>




by odin2099 | 2020-03-05 21:17 |  映画感想<ハ行> | Trackback | Comments(0)

「きのふの是はけふの非なるわが瞬間の感触を、筆に写してたれにか見せん」(森鴎外『舞姫』) HNは”Excalibur(エクスカリバー)”


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