
「ゴジラ」「ガメラ」「ウルトラマン」「仮面ライダー」…90年代から00年代にかけて復活したヒーロー作品たちは評価され、今なお人気が高い。
それらの作品を生み出したキーパーソンたちへ試みたインタビューを集めた一冊で、丁度2年程前に出版された。
取り上げられているのは大森一樹、富山省吾、佛田洋、會川昇、金子修介、伊藤和典、原口智生、笈田雅人、小中千昭、丸山浩、高寺成紀、石田秀範、樋口真嗣の諸氏。
「ゴジラVSビオランテ」「ウルトラマンG」「ガメラ/大怪獣空中決戦」「ウルトラマンティガ」「仮面ライダークウガ」…この時期の作品群は夢中になって見ていたものが多いので、個人的にも思い入れが強い。
「クウガ」でさえ20年前、「VSビオランテ」に至っては30年以上前の作品。
当時と今では特撮作品をとりまく環境も違ってはいるだろうが、そろそろまた従来の延長線上だけでなく、「何かが変わった」とハッキリわかるような作品が欲しいところ。
そのためには某かの作品が継続して作られてる今では無理で、一回断絶(=休眠期間)が必要なのかもしれないが。