<スーパー戦隊祭>の冠がついた「侍戦隊シンケンジャー」劇場作品の2本目。
順番が前後しちゃったけれど、<スーパー戦隊VSシリーズ>にシンケンジャーが登場するのはこちらの作品の方が先だ。

この頃の殿は現役バリバリだったから(?)、のっけからゴーオンレッドの走輔と激突。
しかも千明と茉子には最初から「面倒なことになりそうだ」と先読みされてるのも、いかにもという感じ。
また走輔の実力がわかった後でも、素直にそれを認めようとしない拗らせっぷりも丈瑠らしい。
それを逆手にとって、まさかまさかのシンケンレッドVSゴーオンレッド!
――からの相討ち?!
…と見せかけての大逆転は、爺ならずとも「お見事!」な作戦。
丈瑠が周囲の人間との間に壁を作るのは自分が本物の”殿”ではなく、実は”影武者”だったから、というのが明かされるのは時系列的にこの後のことになるんだろうけれど、紆余曲折あって真の当主である薫の養子となり、「志葉家十九代目当主」となった丈瑠は色々な意味で吹っ切れる。
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