今日は「戦隊の日」なんだそうで。
元祖「秘密戦隊ゴレンジャー」がスタートしたのが、1975年4月5日だったから、ということらしい。
45年前かあ…。
「ゴレンジャー」の第1話はリアルタイムで見てるな、同日スタートの「仮面ライダーストロンガー」は見とらんが。
別に「戦隊の日」に合わせたわけじゃないけど(見たのは今日じゃないし)、戦隊絡みの記事をUP。
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「ジャッカー電撃隊」最終回の後日譚で、前番組「秘密戦隊ゴレンジャー」とのコラボ作品。
脚本は両シリーズのメインライターを務めた上原正三(合掌)。
この時点では「ゴレンジャー」と「ジャッカー」は必ずしも同一世界を舞台にした作品ではなかったはずなので、これも「マジンガー」と「デビルマン」や「ゲッターロボ」が共闘する作品が上映された<東映まんがまつり>特有のお祭り企画だったのだろう。
その証拠に2大戦隊以外にも仮面ライダーV3や仮面ライダーアマゾン、人造人間キカイダーも特別出演している。
ただ番組終了後(「ジャッカー」の後番組は”戦隊”とは無関係な「透明ドリちゃん」)だったからか、お祭り要素は意外に少ない。
最初に題名聞いた時はワクワクしたし、見に行けなかったけどずっと気になる作品ではあったのだけれども、いざ実際に見てみると期待してたほど面白くない。

ゴレンジャーはペギー松山しか素顔で出てこないし、石橋雅史に加えて安藤三男・潮建志・天本英世の揃い踏みといったってロクに活躍もせず、合体して四天王ロボになっちゃうし、ラストもビッグワンのトリックはあったものの、アイアンクローの自滅…。
まあ、ジャッカーのスパイ物っぽいアクションは格好良いと思うけどね。
ただこれが巡り巡ってVシネマの<スーパー戦隊VSシリーズ>を生み、更に「海賊戦隊ゴーカイジャー」で全戦隊シリーズを同一世界に持ってきたことを考えると、やはり偉大な作品だったのだなとは思う。
その反面、”石ノ森ヒーローワールド”の後継作品が出来なかったのは残念。
坂本浩一監督あたりが”石ノ森アベンジャーズ”構想を数年前から語っているけれど、仮面ライダー、キカイダー、ゴレンジャー、ジャッカーに、ロボット刑事やらイナズマン、アクマイザー3、超神ビビューン、宇宙鉄人キョーダイン、大鉄人17、星雲仮面マシンマン、兄弟拳バイクロッサーなどの共演作品もひょっとしてあり得たのかな、なんてことも夢想してしまう。
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