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『007/オクトパシー』

イオンプロ製作の<ジェームズ・ボンド>シリーズ13作目
ロジャー・ムーアはこれが6本目のボンドで、ショーン・コネリーと並ぶタイ記録。
最終的にはもう一本出演してるので、それが今のところ歴代最多登板。
ただ番外編の「ネバーセイ・ネバーアゲイン」をカウントすれば、コネリーも7本でムーアに並ぶ。

『007/オクトパシー』_e0033570_19373408.jpgその「ネバーセイ・ネバーアゲイン」はコネリーが製作でムーアが主演、という可能性もあったのだとか。
再交渉でムーアを呼び戻し、四代目に決まりかけていたジェームズ・ブローリンはキャンセル。
コネリー主演となった「ネバーセイ・ネバーアゲイン」との「ボンド対決」には勝利を収めたものの、もしこれがコネリー&ムーアVSブローリンだったら、結果は違っていたかもしれない。

今回メインとなるボンドガールは、2度目の登板となったモード・アダムスで、歴代最年長となるようだが映画が半分進むまで姿は見せず、代わりにメイン扱いとされたのがクリスティナ・ウェイボーン
パッと人目を惹くクール・ビューティーで、目的のために早々にボンドとベッドイン。
前半は彼女中心に動いてるといっても過言ではないくらいなのだが、アダムスが登場するとパタっといなくなり、終盤ではその他大勢の一員として再登場するものの、ボンドとは会話も交わさないという不自然さ。
製作陣はペース配分やキャラクター配置を間違えたんじゃないかと勘繰りたくなるくらいだ。

またもう一人目立っていたのが、アバンタイトル部分にのみ登場するボンドのアシスタントを演じたティナ・ハドソン
セクシーかつキュートで(撮影当時は17歳だったとか?!)色仕掛けで相手を混乱させ、ボンドの窮地を救うという役どころ。
ボンドを送り届けてそのまんまフェードアウトしてしまうのが非常に残念。後半でもボンドの助手として出てきて欲しかった。

<過去記事>



by odin2099 | 2020-04-15 19:41 |  映画感想<タ行> | Trackback | Comments(0)

「きのふの是はけふの非なるわが瞬間の感触を、筆に写してたれにか見せん」(森鴎外『舞姫』) HNは”Excalibur(エクスカリバー)”


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