『ルパン』
2020年 04月 18日
こちらはアルセーヌ・ルパンのオリジン・ストーリー。
若かりしアルセーヌが如何に稀代の大怪盗へと華麗なる転身を遂げたのか、その謎に迫る。

そもそもルパンは変装の名人、ということはつまり傍観者。
第三者視点で描いてこそなので、一人称ではないものの、常にカメラがルパンに密着していては興味も半減。やはりルパンはミステリアスな存在でなければ。
それにもっと明るく爽快な物語を期待していたのに、最初から最後までドロドロの暗いお話だったことにも幻滅した。初見の時と変わらない感想だ。
しかしながら今回、やっと吹替版で見たのだが、クリスティン・スコット・トーマス(カリオストロ伯爵夫人)に増山江威子、ロバン・ルヌーチ(ドル・スピーズ侯爵)に小林清志、そしてエヴァ・グリーン(クラリス・スピーズ)に島本須美という配役を決めたのは誰なんだろう?
クラリスの声が島本須美!
完全に狙ってる。
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