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『名探偵ホームズ』

今度は宮崎駿の「ホームズ」。
といってもホームズ繋がりにするつもりは全くなく、たまたまですが。

『名探偵ホームズ』_e0033570_21232028.jpgイタリアとの合作で「ホームズ」を、TVシリーズとして製作中だったものの製作が中断。
そのまんまお蔵入りは惜しいということで、完成していたフィルムの中から宮崎駿が監督した作品を2本(「青い紅玉(ルビー)の巻」「海底の財宝の巻」)選び「風の谷のナウシカ」のオマケとして上映したもので、まさに<宮崎駿まんがまつり>。
両作品の製作会社が違うというのも<まつり>らしかったりします。

割と重たいテーマに全編貫かれた「ナウシカ」と違い、こちらは肩ひじ張らずに楽しめるドタバタ活劇。
宮崎監督の作品はどんどんメッセージ性の強いものばかりになっていきますが、本当はもっとこういう”漫画映画”を作って欲しいんですけどねえ。

「ホームズ」のTV版は、後に宮崎監督が離脱した後で製作が再開。
そしてこの2つのエピソードも含めて放送されたが、その際にはキャラクター名が改められ、新キャストによる再アフレコや別の作曲家による音楽が付けられているので、結局2ヴァージョンあるということ。
見比べてみるのも一興ですね。

ちなみに予告編のナレーションは広川太一郎
ダジャレかましまくりのお馴染み広川節が堪能できますが、後にTV版のホームズ役にキャスティングされてるのも不思議な縁です(この劇場版は柴田侊彦)。
併映の「ナウシカ」はしっとりした池田昌子のナレーションなので、その落差が激しいですなあ。

【ひとりごと】
権利関係でゴタゴタがあったようで、
 「この映画は コナン・ドイル
  の著作物に 基づくものでは
  ありません。

というテロップが最後に出てきます。

なのでハドソン夫人がエリソン夫人に、モリアーティ教授がモロアッチ教授に、レストレード警部がレストラント警部になったりしてますが、TV版ではコナン・ドイルの原作クレジットが入り、名前も原作準拠になってます。

<過去記事>


by odin2099 | 2020-04-21 21:27 |  映画感想<マ行> | Trackback | Comments(0)

「きのふの是はけふの非なるわが瞬間の感触を、筆に写してたれにか見せん」(森鴎外『舞姫』) HNは”Excalibur(エクスカリバー)”


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