『仮面ライダーオーズWONDERFUL<ディレクターズカット版>』
2020年 05月 02日

その江戸時代で困ってる映司たちに救いの手を差し伸べるのが、ご存じ”貧乏旗本の三男坊”徳田新之助。
そしてその後の怪人との戦いに苦戦しているオーズの元へ駆けつけた白馬の男こそ、徳田新之助の真の姿、徳川吉宗その人だった!
ということでお馴染みの菊池俊輔メロディーに乗せて、将軍様がバッタバッタと中世の騎士を切り倒す。
まあこの時の松平健の剣捌きが速いこと速いこと。スローモーションになっても切っ先がぶれてないし、目も瞑ってないのは流石。そして手綱捌きもお見事。
若手中心の役者陣、そしてハイテンションな演技が目立つ助演陣の中にあって、溜めの芝居というか重みのある芝居は新鮮に映る。
映画としてはカオスすぎて破たんしてる部分も無きにしも非ずだが、一本ぐらいはこういった仮面ライダー映画があってもいいかなと思う。
ちなみに今回見直したのは<ディレクターズカット版>だが、<劇場公開版>よりは7分追加の上映時間73分。最初からこっちを上映してよ、というくらい完成度は高くなっている。
【ひとりごと】
クライマックスでは町人が大勢いる中、葵の御紋のついた装束に身を包んだ上様大活躍だが、これ見たら普段「新さん」「新さん」言ってる連中も、いい加減その正体に気づくだろうな。
<過去記事>
https://odin2099.exblog.jp/15247503/
https://odin2099.exblog.jp/17268074/
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