『スター・トレックII/カーンの逆襲』
2020年 05月 04日
エンタープライズ号のセットも改められ、乗組員たちのコスチューム(ユニフォーム)も一新されているので、雰囲気はまるで別物である。
邦題だが、劇場公開時やその後のVHSやLDでのソフト化の際も「スター・トレック2」と算用数字の「2」の表記だったのに、いつの間にかローマ数字に変更されている。
元々このシリーズは2作目から5作目までが算用数字で、6作目で突如ローマ数字に変わったのだけれど、今はそちらに合わせる形で調整するようになったようだ。DVD、Blu-rayは共にこの表記である。
ちなみに原題は最初からローマ数字表記で統一されている。
タイトル変更といえば当初の副題は”Vengeance of Khan”だったのだが、「スター・ウォーズ」の3作目が”Revenge of the Jedi”であったために、ルーカスフィルムが似ていると抗議。
その結果”The Wrath of Khan”に改められたという経緯があるのだが、当の「スター・ウォーズ」はその後に”Return of the Jedi”に改題したというオマケがつく。一体何をしたかったのやら。

カークの昔の恋人キャロルはリブートされたシリーズにも登場するが、あちらの世界でもカークの子供を身籠るようになるのだろうか。
【ひとりごと】
スポックは「アメイジング・グレイス」で送られる。
そしてサーヴィックの目には涙。”地球人”的な描写だ。
<過去記事>