『ネバーセイ・ネバーアゲイン』
2020年 05月 14日
権利関係のゴタゴタの末に作られた『サンダーボール作戦』のリメイク版である。
といっても厳密には映画『サンダーボール作戦』のリメイクではなく、そのオリジナル脚本に基づく二度目の映画化、ということになるようで真にややこしい。
しかも主人公のボンド役が、既に本家シリーズを降板している元祖ボンド俳優のショーン・コネリーだから尚更である。

これ、クライマックスシーンに「ジェームズ・ボンドのテーマ」を流すだけでもかなり印象は違ったはずだ。
最近じゃ現在57歳のトム・クルーズが<ミッション:インポッシブル>シリーズの新作を2本用意してるし、クルーズより10歳上のリーアム・ニーソンもまだまだアクション頑張ってるんだから凄いものだ。
で、コネリーのボンドも良いのだけれども、二人のボンドガールが本家以上のお色気を振りまいている。
悪女役のバーバラ・カレラは終始セクシーな衣装に身を包み、周囲の男たちを手玉に取ろうとしているし、対するキム・ベイシンガーは一見すると清純で可憐なヒロインに見えるも、スケスケのレオタード姿で闊歩したり、下着姿で海へドボンと落とされ殆ど全裸と変わらない艶やかな肢体を披露したりで、これまたボンドをはじめ皆を悩殺するのだ。
<過去記事>
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こうすると雰囲気が違うな。