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『南極料理人』

昭和基地よりさらに内陸に1000キロ以上行ったところにある「ドームふじ基地」で生活する越冬隊員たちの日常を題材にした、これはコメディ映画ということでいいのかな。

『南極料理人』_e0033570_18370709.jpg当人たちは真剣に仕事に取り組んでいるのだろうが、時にバカなことを大真面目にやったり、大のオトナが子供じみたことで喧嘩をしたり、ラーメンがなくなって大パニックになったり、外の世界と隔絶された世界で、限られた人間と始終顔を突き合わせて生活するって大変なことなんだな、ということはよく伝わってくる。
長期間単独でいることで、家族関係や友人関係にも色々と齟齬をきたしてることもチラホラ織り込まれているし。
まあ実話がベースとはいえ、実際の隊員たちはそこまでハチャメチャではなかったんだろうけど。

自宅待機中にこの映画を見たという人も多いようですが、隔離生活で娯楽に飢えてくると、なんとなく臨場感を味わえるのも確か。残念ながら季節感はないけれど。

それにしても主演の堺雅人はともかくとして、生瀬勝久、きたろう、高良健吾、西田尚美、古舘寛治、黒田大輔、小浜正寛、小野花梨、小出早織、宇梶剛士、嶋田久作、豊原功補…って濃いキャストばっかりですなあ。

【ひとこと】
この映画を見ると、ラーメンやらローストビーフやらが食べたくなります。

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by odin2099 | 2020-05-17 19:06 |  映画感想<ナ行> | Trackback | Comments(0)

「きのふの是はけふの非なるわが瞬間の感触を、筆に写してたれにか見せん」(森鴎外『舞姫』) HNは”Excalibur(エクスカリバー)”


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