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『ドラえもん/のび太の宇宙小戦争』(1985)

独裁者ギルモアに追われ、地球へ逃げ出してきたピリカ星の大統領パピと知り合ったドラえもんたちは、パピを守ることを約束する。
しかしパピを追って地球へやってきたギルモアの部下たちに静香が人質にされてしまい、それを知ったパピは身代わりに。
ドラえもんたちはパピを助けるため、ピリカ星へと向かうことに。

長編映画『ドラえもん』シリーズの6作目。
題名の”宇宙小戦争”は”リトル・スター・ウォーズ”と読むが、これは小規模な宇宙戦争というだけでなく、小さくなったドラえもんたちの宇宙戦争という意味も込められてるのだろう。
パピは親指ほどの大きさの少年で、ドラえもんたちもスモールライトで小さくなり一緒に遊んでいたが、パピと一緒にスモールライトも持ち去られてしまったために、ずっと小さいまんまで奮闘することに。

『ドラえもん/のび太の宇宙小戦争』(1985)_e0033570_21500325.jpgスネ夫の使ったプラモの戦車(途中で”ラジコン戦車”に呼称が変わるが)を改造し、ピリカの人々を救おうと戦うものの、弱点であるラジコンのアンテナを壊され大ピンチ。
ところが時間切れでスモールライトの効力が切れ、元の大きさに戻ったドラえもんたちの敵ではない、という解決方法が面白い、というよりスモールライトの効力に時間制限があるとは知らなかった。
また大きくなったドラえもんたちの攻撃手段は肉弾戦。
いつもなら使いそうな”ひらりマント”や”くうき砲”といった秘密道具に頼らないのも新鮮だ。

今回、絶望的な戦いに身を投じることになるスネ夫が怖気づくが、それを励ますのが静香ちゃん。
彼女、意外に好戦的だったりして。

オープニングのタイトルバックはMGMのトレードマークをはじめ、『未知との遭遇』、『スター・ウォーズ』、『スーパーマン』、『フランケンシュタイン』、『キングコング』、『E.T.』といったSF映画の名場面のパロディが流れるのが楽しい。

またこれはパロディを意図してのことではないと思うが、効果が柏原満なのでワープシーンにはどこかで聞いたSEが流れてしまう。
そういやスネ夫の部屋には、どこぞの宇宙戦艦っぽい模型が飾られていたっけ。

同時上映は『忍者ハットリくん+パーマン/忍者怪獣ジッポウVSミラクル卵』
といっても劇場には行っておらず、どちらもテレビ放映の際が初見だが、この二本立て、いずれもなかなかの面白さ。



by odin2099 | 2020-05-21 19:23 |  映画感想<タ行> | Trackback | Comments(0)

「きのふの是はけふの非なるわが瞬間の感触を、筆に写してたれにか見せん」(森鴎外『舞姫』) HNは”Excalibur(エクスカリバー)”


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