『美少女戦士セーラームーンＲ』

無印の「セーラームーン」は映画にならなかったから、これが「セーラームーン」劇場版の一作目。

正義の味方、ヒーロー物だと思って見るとラブコメ要素に「おや？」となるけれど、そっちが本来の「セーラームーン」なんだろうなあ。

そのノリで作った実写版も見たかった。

沢井美優、泉里香、北川景子、安座間美優、小松彩夏と揃った実写版のメンバーは正に「美少女戦士」だったけど、脚本が靖子にゃんだったせいかお話はやたら暗かったし…。

閑話休題。

そんな「セーラームーン」も劇場版だからなのか、序盤のほのぼのムードはどこへやら、地球存亡の危機にセーラー戦士たちは命を賭して立ち向かう。

そのクライマックスにはセーラー戦士たちのヴォイス・キャスト――三石琴乃・久川綾・富沢美智恵・篠原恵美・深見梨加の５人――が歌う劇場版主題歌「Moon Revenge」が流れるのだが、これがメチャ格好良い。

何度見てもこのシーンでジーンときてしまう。

タキシード仮面ことまもちゃんとゲストキャラのフィオレとの”友情”は、多分狙ってＢＬっぽさを出してるんだろうけど、これはちょっとというよりかなーり苦手。
でも映画そのものはアクション面もドラマ面も一級品で、子供向けと侮れない秀作なのだ。

＜過去記事＞

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