<スカイウォーカー・サーガ>おさらいの7本目、<シークェル・トリロジー>の開幕。
ジョージ・ルーカスが手を引き、ディズニー傘下になって生まれ変わった「スター・ウォーズ」。
エピソード4~6、エピソード1~3と製作順に体験してきた人には大変懐かしい香りのする一篇だろう。
どこかで見たような画面作り、シチュエーションが次々と登場し、「これぞスター・ウォーズ!」の思いを強くしたかもしれない。

それぐらい<クラシック・トリロジー(オリジナル・トリロジー)>からパッチワークして作ったような作品で、目新しい面はない。
これは公式の二次創作、「ぼくの・わたしのスター・ウォーズ」なんである。
物語はエピソード6から約30年後ということだが、既にルーク・スカイウォーカーは神話の世界の住人扱い。
ルークが消息を絶ったのはせいぜい20年くらい前じゃないかと思うが、もうそれだけで忘れられてしまうとは。
まあジャクーが辺境にあって、ニュースが殆ど流れてこなかったから、ということにしておこうか。
そう宣ったレイは、アナキン→ルークのライトセーバーを手にした際にフォースビジョンを見るが、これはやはり彼女がスカイウォーカーの血筋でないと説明がつかないような。パルパティーンの孫娘ではねえ。
いっそカイロ・レン(ベン・ソロ)との取り換えっ子だったというのなら、まだ納得がいく。
レイがレイアの子供で、ベンが実はパルパティーンの孫で、幼いころに何らかの理由で入れ替わって育てられたとかならば…。
そういえばこの頃、フィンはランドの息子、という噂が流れていたっけ。
確かフィギュアのパッケージだったかのキャラクター説明の項に書いてあったとかなんとか。
これがただの噂なのか、それとも初期設定ではそうだったのかは知らないが、今ランドの子供の可能性があるのはエピソード9に出てきた元トルーパーの女性ジャナだな。
そのフィンは生死不明、ハン・ソロはカイロ・レンに殺され、ようやく見つけたルークは険しい顔でレイを見つめるのみ。
後味の悪い結末だ。
<過去記事>
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