『クラバート』(1977)
2006年 03月 04日
水彩画タッチの切り絵を用いたアニメーション作品は、セル・アニメーションを見慣れた日本の観客、それに昨今のCG全盛時代の作品を浴びるように見ている世代には奇異に映るかもしれませんが、ドイツからポーランドにかけて伝えられた民話・伝説が基になっているお話としては相応しいように思えます。
上映時間が70分程度なので物語はかなり省略されていますし、一人一人のキャラクターの個性が消されてしまっていて感情移入しにくいのが難点ですが、進行をクラバートの一人称で行うことにより一本の映画としての完成度は高まっているように感じられます。
また、宮崎駿監督作品の『千と千尋の神隠し』や『ハウルの動く城』はこの原作からの影響が大だと指摘されていますが、そういった意味ではこの作品は異母兄みたいなものかも知れません。作品の雰囲気やタッチはまるで違いますが、これらの作品に興味を持たれた方なら一度ご覧になってみては如何でしょうか。なお、現在ドイツにおいて実写での映画化企画が進行中とのこと。
今年の秋から撮影が始まり公開は来年という話ですが、是非日本でも公開して欲しいですねぇ。
またプロイスラー作品では『大どろぼうホッツェンプロッツ』もやはりドイツで映画化されており、まもなく公開されるそうです。こちらも日本に入ってきますかどうか。
やっぱり名作なのだよね。民話から始まっているから、すべての要素を含んでいるのでしょうね。
あ、今日ナルニア観てきました!感想、今晩書けるでしょうか、、、?
大勢の中から目当ての人を見つける、というシーンが『千と千尋~』に、
鳥に変身して空を飛ぶ、という設定が『ハウル』に、
それぞれ流用されてるってことらしいです。
原作のハウルはそんなことしないしね(笑)。
『千と千尋~』に関しては宮崎監督自身が『クラバート』の影響をはっきり口にしています。
でも『ハウル』に関してはこじ付けと言えば言えるかも(爆)。
あ、『ナルニア』ご覧になったのですね。
感想お待ちしてます♪
やっぱりそうか、って感じです。
アニメじゃなく、実写というところがいいですね。見てみたいです。
小峰書店がだしている「プロイスラーの昔話」1~3、いかにもプロイスラーらしい再話で、面白い昔話集になっていますよ。機会があればご覧になってみてください。
面白そうなので探してみます。有難うございました。
おっと、その前に『大どろぼうホッツェンプロッツ』を読まなきゃ(笑)。
これ、むか~し読んだことがあるような、ないような・・・?





