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『キューティーハニーF』(1997)

パンサークローに襲われた考古学者のロベルトを助けたハニー。
彼は古代文明の遺跡への鍵を握る古代蝶のさなぎを持っていた。
その戦いに巻き込まれて攫われた夏子を助けるため、ハニーは青児とともにロベルトに同行して南米へと飛ぶ。
だが再度襲ってきたパンサークローにさなぎを奪われてしまったハニーたちは、遺跡へと急ぐ。
そこでは今まさに、さなぎを復活させる儀式が行われようとしていた。

「美少女戦士セーラームーン」シリーズの後番組として放映された、リニューアル版の「キューティーハニー」、『キューティーハニーF』の劇場公開版。

TVシリーズは最初のうち興味津々で見ていたが、1クールを過ぎた辺りでリタイア。
少女マンガ化した「ハニー」、というかハッキリ言って「セーラームーン」を意識しすぎた「ハニー」はやっぱり違う。
「セラムン」の後番組ということで若年層の少女を主な対象とした結果、毒気を抜かれすぎちゃって味気ないものになってしまったから、というのが大きな理由である。

そのため、この劇場版が公開された2クール終盤に至るまでの流れ(黄昏のプリンスの正体や、ハニーの妹・聖羅=ミスティーハニーの存在などなど)が今一つわからなかったのだが、さすがに<東映アニメフェア>ということもあってそれほどの予備知識は要求されずに楽しめた。

ハニーと青児との細かいやりとり、ゲスト主役の山ちゃんが得意のパターンのキャラを楽しそうに演じているのも良いし、全体的に割と上の年齢層の観客を意識した、丁寧な作りである点も好感が持てる。
もっとも旧作しか知らない人が、例えば子どものお供で映画館でイキナリこの作品を見たとしたら、かなり戸惑うだろうとは思うけど。

以上、「しねま宝島」からの転載。

『キューティーハニーF』(1997)_e0033570_21592917.jpgハニーといえば変身シーン。
セーラームーンと違って(?)しっかりと全裸にはなるものの、肝心な部分は全然見えない。
これは実は旧テレビシリーズもそうだったのだけれども、土曜の夜8時半という放送時間帯や、色っぽい荒木伸吾キャラのおかげで見ている側は興奮させられていた。

その点この新シリーズは健全な土曜夜7時、しかも段々と規制が厳しくなってきた地上波での放送ということもあってかなり控えめ。
それでもこの作品には全裸のシャワーシーンがあったりで、多分セーラームーンに比べるとサービスショットも多かったのかもしれない。
まあこの前に作られたOVA「新・キューティーハニー」では、色々なところがしっかりと描かれていたけれど…。

【ひとこと】
この状況下で、キューティーハニー=如月ハニーに気づかないのはあり得ない。
登場人物たちに正体を隠したいなら、もう少し上手くシチュエーションを用意しないと。
ロベルト助教授だけが正体に気づくが、彼は一回こっきりのゲストキャラだから許されるってことだろうが。



by odin2099 | 2020-06-11 22:06 |  映画感想<カ行> | Trackback | Comments(0)

「きのふの是はけふの非なるわが瞬間の感触を、筆に写してたれにか見せん」(森鴎外『舞姫』) HNは”Excalibur(エクスカリバー)”


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