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『未知との遭遇<ファイナル・カット版>』

都合3ヴァージョン存在する『未知との遭遇』の、これが決定版。

最初の劇場版に満足できなかったスピルバーグは、手直しした<特別編>をリリース。
しかしこちらには不本意な追加シーンも含まれていたので、更に両方の良いとこ取りをしたのがこの<ファイナル・カット版>ということになるのだろう。
『1941』には長尺版があり『E.T.』にもお色直し版があるが、スピルバーグが自作にここまで手を入れるのは珍しい。

『未知との遭遇<ファイナル・カット版>』_e0033570_20381552.jpgさてこの映画、ロイを乗せたマザーシップが飛び立つところで幕を閉じる。
その後のロイは一体どうなったのだろう?
クライマックスでマザーシップから降りてきた人たちのように、何日か何年か何十年か経って地球へ戻ってくるのか、それとも”選ばれた(招かれた)人”として、『2001年宇宙の旅』のスターチャイルドのように進化するのだろうか。

――と、そこまで考えた時に、『未知との遭遇』の続編ってつまらないだろうな、と思えてきた。
ロイが家族に再会?
いや、ロイがその時に家族に執着しているだろうか。
またロニーや子供たちがロイのことをそこまで思い続けているような気もしない。

ではジリアンやバリーの元を訪れることはあるかというと、せいぜい仲間として受け入れるために迎えに来る、くらいの目的しか思い浮かばなかった。

この作品の続編足り得るのは、今度は地球人側ではなく、宇宙船の乗組員側から描いた物語。
更に深く、強く地球人と接触する物語。

――つまりは『E.T.』に他ならないのだろうな。

<過去記事>
https://odin2099.exblog.jp/7607178/
https://odin2099.exblog.jp/8135578/
https://odin2099.exblog.jp/23082168/
https://odin2099.exblog.jp/26290994/
https://odin2099.exblog.jp/27352963/


by odin2099 | 2020-06-22 21:56 |  映画感想<マ行> | Trackback | Comments(0)

「きのふの是はけふの非なるわが瞬間の感触を、筆に写してたれにか見せん」(森鴎外『舞姫』) HNは”Excalibur(エクスカリバー)”


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