『宇宙刑事シャイダー／追跡！しぎしぎ誘拐団』 : 【徒然なるままに・・・】

＜東映まんがまつり＞で上映された「宇宙刑事シャイダー」劇場版の第二弾。

放送当時は正直言ってバカにしていた部分もあったものの、見直す度に好印象になる「宇宙刑事シャイダー」。

清潔感があり、真摯にフーマに向き合う沢村大は、やはり立派なヒーローなのだ。

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それでも「宇宙刑事」の劇場版、「ギャバン」や「シャリバン」の頃に実現して欲しかったのは言うまでもなく、それが無理ならこの「シャイダー」の劇場版でギャバン、シャリバンと共演させて欲しかったなあという思いは募る。

それでこそ「まんが」の「まつり」に相応しい作品になっただろうが、「シャリバン」最終回までギャバンとの共闘をお預けにしたように、この頃は「シャイダー」最終回まで３人の宇宙刑事揃い踏みを温存しておく腹だったのかもしれない。

また気になるのは「シャリバン」放送当時に劇場版製作の話が出ていたこと。
映画に続けて「宇宙刑事」の３作目を作りたい、というようなことだったので、その企画がストレートに「シャリバン」の映画化だったのか、ギャバンとシャリバンが共演するエピソードだったのか、それともＴＶに先駆けてのシャイダーお披露目編だったのか、あるいは「宇宙刑事」の世界観を借りたオリジナルストーリーだったのではあるまいか、と夢は色々膨らんでゆく。

それに東映セントラル系での上映を検討中、という当時のコメントからするとある程度まで具体化していたのかなと思えるのだが、そうなると少なくても＜まんがまつり＞枠ではない単独、もしくは二本立てあたりの番組だったと推測できるので、60～90分クラスの作品だった可能性もあるわけで、さて、どこかで全貌が明らかにされていないものかなあ。