『復刻!東映まんがまつり 1968年夏』
2020年 07月 09日
この作品を含めた1968年夏の<東映まんがまつり>ならぬ、この時は<東映まんがパレード>だった4本立てを一気に鑑賞。
同時上映は「ゲゲゲの鬼太郎」「ウルトラセブン」「魔法使いサリー」それぞれのブローアップ版。
「ホルス」はやっぱりジブリ作品の原点の一つ。
「魔法使いサリー」は第77話「小さな魔法使い」を上映。
魔法の国からいたずらっ子のポロンがやってきてレギュラー入り。
実のところ自分勝手で我が儘で、人の言うコトを全く聞かないキャラというのが昔っから大っ嫌いなもので、ポロンちゃんが可愛いとか思う間もなく終始腹立ってイライラしっぱなしの一篇。
また周囲の人たちは、何故にこの手のキャラに対して大甘なんだろう?というのも毎度腑に落ちないもので、あー、思い出しただけでムカムカしてくる。
――てな4本立て、トータルのランニングタイムは177分、3時間弱。
今じゃこういう長時間の子供向け番組ってなかなか組みにくいだろうなあ。シネコンが一般的になり、全席指定の入替制が定着したこともあるし。
この頃は好きな作品から入って見て、気に入ったならそのまんま2回3回見るということも出来たけどね。
そんな古き良き時代を追体験したいので、この「復刻!東映まんがまつり」シリーズはじゃんじゃんリシースして欲しいところだけど、権利関係とかなかなか難しそうで後が続かなかった…!
【ひとこと】
「鬼太郎」と「サリー」はどちらも演出が設楽博。偶然なんだろうけどね。
また「サリー」の作監は奥山玲子で、原画マンには小田部羊一や宮崎駿の名前が並ぶ。
<過去記事>
「太陽の王子 ホルスの大冒険」
https://odin2099.exblog.jp/27189306/
https://odin2099.exblog.jp/23792045/
https://odin2099.exblog.jp/25711550/