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『キカイダー01』

劇場用新作、しかも立体映画だった「飛び出す人造人間キカイダー」の後に見ると、実に味気ない「キカイダー01」の劇場版。
テレビの第1話そのまんまだからなあ。
ちなみにこれも吉川進プロデューサーの作品だ。

『キカイダー01』_e0033570_23272418.jpg以前「01」の劇場用新作が実現しなかった理由として、番組の放送期間が73年の5月から74年の3月までだから、公開のチャンスはこの73年7月の<東映まんがまつり>のみ。
しかし撮影スケジュールや予算がタイトだったから製作が見送られ、代わりに第1話を上映した、というようなことを以前書いたのだが、考えてみればこの時の<まんがまつり>はメイン番組として「仮面ライダーV3対デストロン怪人」があったのだから、わざわざ変身ヒーロー物映画を2本も作る余裕はなかったろうし、そもそもその発想がなかったのだろう。

ただ同時上映の「ロボット刑事」がテレビの総集編とはいえ新作扱いだったのだから、「01」も再編集版か、少なくてももう少し娯楽性の高いエピソードだったらなあという思いは募る。

いっそ番組終了直前の74年3月の<まんがまつり>で、01、キカイダー、ビジンダーらが共闘する新作映画を作ってくれればとも思うが(当時は番組終了直前の新作や、終了後の後日談の製作は考えられなかった時代だが)、そういやこちらには「飛び出す立体映画イナズマン」があったっけ。
人気のわりに「01」は不遇な作品だったということだ。

<過去記事>
https://odin2099.exblog.jp/4138078/
https://odin2099.exblog.jp/16728162/
https://odin2099.exblog.jp/22102139/
https://odin2099.exblog.jp/23607263/



by odin2099 | 2020-07-23 22:16 |  映画感想<カ行> | Trackback | Comments(0)

「きのふの是はけふの非なるわが瞬間の感触を、筆に写してたれにか見せん」(森鴎外『舞姫』) HNは”Excalibur(エクスカリバー)”


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