舞台『死神遣いの事件帖/鎮魂侠曲』
2020年 07月 28日

物語は映画の一年後。
新之助と十蘭はあっさりコンビを組んでるかと思いきやそうではなく、つかず離れずの関係。
逆に新之助は百目鬼と契約を結び、封印を解かれ本来の死神の姿に戻った十蘭と対決する、という一捻りも二捻りもした展開が待っていた。
そして死んでしまった幻士郎と一八の存在が大きくクローズアップ。
舞台版からの登場となるのが今回のラスボス天元役の谷口賢志にメメント役の輝馬、ヴァニタスのエリザベス・マリー、それに一八の姉・お菊の伊藤優衣と弟・喜三郎の櫻井圭登、そして駆け出しの頃の新之助が世話になった親分である羅厳役の山崎銀之丞という面々。
原案は須藤泰司、脚本・演出が毛利亘宏。

十蘭とは新たな関係を築き始めているし、トラブルメーカーの百目鬼はまだ何やら企んでいる様子。
果たして幻士郎は生き返ることが出来るのか、と「次」への期待を十分に持たせた終わり方なので、これをこのままにしておくのも勿体ない。
今度はVシネマとか、深夜枠やネット配信ドラマなどでシリーズ化してみたらどうだろうか。

実質最前列だったのでフェイスガードの着用を義務付けられたのだが、反射したり曇ったりで凄く見辛い。