『機動警察パトレイバー2』
2020年 08月 10日
さっき初めて知った~。
ということとはまるで関係なく、たまたま先日見ていたこの作品の記事をアップ。
ポリティカル・フィクション、ポリティカル・サスペンスが好物だということはこれまで何度か書きましたが、日本じゃなかなか作られないジャンルです。
疑似戦争モノというと、せいぜい怪獣映画くらいでしょうか。
この作品はそんな中で正面切ってテロだのクーデターだのを扱ってます。
主人公が警察サイドの人間(でありながら、超法規的行動を取りもする)で、これに自衛隊やら諜報機関やらの胡散臭い人間が絡み、更に喰えない閣僚、官僚らお偉方も出てくるんですから、面白くないワケがありません。
しかもこれ、ジャリ番とかオモチャ物と呼ばれ蔑まされている、”ロボットアニメ”なんですよ。
そして主人公たちが権力に屈して忸怩たる思いをする、なんていうことはなく、最後は派手に決めてくれます。
結末は描かれませんが、この後の主人公たちが真っ当な扱いを受けたとは思えませんがね。
現実の世界では「憲政史上最悪」と呼んでも過言ではない政府がのさばってますが、せめてフィクションの世界ではスッキリしたことが起きないものでしょうか。