
<東映まんがまつり>ではない、東映”ナゾの3本立て”の中で、その破壊力は
『がんばれいわ!!ロボコン』以上と呼ばれている作品。
結構ツッコミどころのある
『人体のサバイバル』が、凄くまともな娯楽大作に思えてくる。
パンフによれば――
不思議な世界・ココナンテにやってきたスプリンパンは、山どんやリンゴリーダーと出会い、いっしょに歌やダンスを楽しみます。
そこへ現れたのはスノミーメイです。
スプリンパンは星空の下で、スノミーメイとバレエを踊りました。
…というお話だと書かれているのだけれども、そもそもスプリンパンが何者で何をしている女の子なのかがサッパリ。
山どんとかスノミーメイとかいうキャラたちも、突然出てきて歌い踊るだけだし、唐突にそれを空の上から(?)スプリンパンのお母さんが見守っていたりと、たった5分の短編CGミュージカルアニメーションとは思えないくらい”芸術が爆発”している。
歌やダンスやキャラクターのモーション・キャプチャーを担当しているのは、元・劇団四季のメンバーをはじめとする現役のダンサーたち。
ということでその意欲は買うのだが、なんでこれを作ろうと思ったのか、そしてなんでこれを劇場公開しようと思ったのかは…むにゃむにゃ。