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『おしりたんてい/テントウムシいせきのなぞ』(2020)

<東映まんがまつり>で上映された「おしりたんてい」映画化第二弾。

『おしりたんてい/テントウムシいせきのなぞ』(2020)_e0033570_11594785.jpgこどもたちに人気の児童書が原作で、テレビアニメも放送されてるということも知らず、昨年の<東映まんがまつり>の予告編を見て「なんじゃこりゃー」と思ってそのまんまになっていたのだけれども、まさか映画館へ見に行くことになるとは思わなんだ。

まあ「仮面ライダー電王」目当てで仕方なく、というのが本音。

おしりソックリの顔を持つ少年なんていうキャラクターデザインのインパクトから、どうせバカバカしいギャグマンガなんだろうという偏見を持っていたけれど意外や意外、おしりたんていのお父さんで冒険家の”おしりダンディ”(山路さん、怪演!)を絡め、たんていの宿敵なのかな、謎の怪盗も出てきたりで(あまり物語には噛んでこないけど)、全体的に緩くはあるものの謎解きの妙味も併せ持ったなかなかの冒険活劇。

こりゃあバカにしたもんじゃない。
やっぱり偏見持っちゃいかんですなあ。

しかし往時を知る者にとっては、やはりこのラインナップの小粒感は寂しいなあ。
「ライダー」「戦隊」「プリキュア」を一緒に上映するくらいでないと、<まんがまつり>っぽくはない。


by odin2099 | 2020-08-23 12:07 |  映画感想<ア行> | Trackback | Comments(0)

「きのふの是はけふの非なるわが瞬間の感触を、筆に写してたれにか見せん」(森鴎外『舞姫』) HNは”Excalibur(エクスカリバー)”


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