『ゲド戦記』
2020年 08月 23日
何れも新作を差し置いて興行ランキングの上位を占めているのだけれど、その中で唯一低迷しているのがこの作品。
そんなこんなで結局この作品も見に行って来ちゃいました。

久石譲とは違った、欧米産ファンタジー大作映画に相応しい魅力があります。
アレンの父殺しとか、世界の均衡が崩れた原因をクモのせいにしたりとか、訳わかんない部分も多く、ル=グィン女史が文句言いたくなったのも頷ける。
原作ファンからはそっぽを向かれ、監督が”アニメの素人”で”宮崎駿の息子”ということからジブリファンにも素直に受け入れられてはいないようで、その点はちょっと可哀想。
これで出来上がった映画が独創的、とまでは言わないものの単純に面白かったなら違ったのだろうけど、親父の作品の劣化コピーみたいだと疎まれてしまったようで。
さて残るは「千と千尋の神隠し」なんですが、これはやっぱり見る気が起きないなあ。
それよりもこの際、ジブリ第2弾をやって欲しいもんです。
今回「天空の城ラピュタ」や「となりのトトロ」を外したのは絶対に第2弾、第3弾のために温存したんだと思ったんだけどな。
「トトロ」は先日「金ロー」で放送しちゃったから、やるとすれば「ラピュタ」と、後は”中の人”が最近ブレイクした「耳をすませば」なんかどうだろう?
他には「魔女の宅急便」か「紅の豚」、それか「ハウルの動く城」や「平成狸合戦ぽんぽこ」あたりかな。
そういや亡くなる直前にル=グィン女史が許可したという実写版、その後はニュースが流れてこないけどどうなったんだろう?
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