『仮面ライダー電王/プリティ電王とうじょう!』(2020)
2020年 08月 30日
もはや電王に変身すべき主役たちは存在しないが、モモタロス、ウラタロス、キンタロス、リュウタロスらイマジンたちは健在だし、オーナーは出てこないけれど(石丸謙二郎はナレーションで参加)ナオミはデンライナーに乗ってるという具合。とりあえずこの連中がいれば「仮面ライダー電王」は成立するのだから、便利と言えば便利。
お話はお母さんと喧嘩して家を飛び出してきちゃった女の子が主人公。
彼女がデンライナーと出会い、時を旅し、別世界で新しい友達が出来て…と30分弱の尺で手際よくまとめている。
この女の子とモモタロスが契約を結んで変身するのが「プリティ電王」というワケ。
女性の仮面ライダーも珍しくなくなってきたが、主役ライダーが女の子なのはシリーズ初!
…じゃないかな。
RXの特別出演もあったり、母子の和解もあったり、予定調和で安心して見ていられる一篇で、これが同時期の「がんばれいわ!!ロボコン」とは大きく違う点。
しかしなんで今<東映まんがまつり>で「電王」をやらなきゃいけなかったのかねえ。