『サイボーグ009』
2020年 10月 31日

正直見直す度に「面白くないなあ」とは思ってしまうものの、ワイドスクリーンを意識して作られた作品だけに、一度は大きなスクリーンで見たい作品だ。
まだまだコロナウィルスが猛威を振るいそうな昨今、もう一度くらいチャンスがあるだろうか。
この映画版では石ノ森タッチから意図的に離れた絵柄になっていたが、その後のテレビ版ではもう少し原作よりになり、79年のサンライズ版や80年の劇場版はかなり原作タッチに近くなり、2001年版は全体的にバラつきはあったものの、紺野直幸の手になるキャラクターデザインは石ノ森タッチをかなり忠実に再現したものだった。
ところがその後の作品は「009/RE:CYBORG」にしろ、「サイボーグ009VSデビルマン」にしろ、「CYBORG 009/CALL OF JUSTICE」にしろ、石ノ森タッチとは似ても似つかぬものに。
そろそろ石ノ森タッチを再現した新作「サイボーグ009」を見てみたいものである。
今は岡崎つぐおが雑誌で新作「009」を連載しているが、こちらはまあまあ悪くない。
<過去記事>
https://odin2099.exblog.jp/2394289/
https://odin2099.exblog.jp/23807335/
https://odin2099.exblog.jp/25750283/