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『ナバロンの嵐』(1978)

ナバロンの要塞』の続編で、原作は同じくアリステア・マクリーン
出演はロバート・ショウ、ハリソン・フォード、バーバラ・バック、エドワード・フォックス、フランコ・ネロ、カール・ウェザース、リチャード・キール、アラン・バデル、マイケル・バーン、フィリップ・レイサム、アンガス・マッキネス。
監督はガイ・ハミルトン

『ナバロンの嵐』(1978)_e0033570_07232818.jpgナバロンから生還したマロリーとミラーは、再び特命を与えられる。
ドイツのスパイがパルチザンに潜入しているので、これを消せというのである。
彼らはネレトヴァ川の橋を破壊する任務を帯びた、バーンズビー中佐率いるアメリカの特殊部隊に同行することになるが、たちまち敵の襲撃を受ける。
窮地に陥った彼らは、何とかパルチザンと合流を果たすのだったが…。

冒頭に前作クライマックスのダイジェストが付くが、17年後に作られた続編とあってキャストは一新。
マロリーはグレゴリー・ペックからロバート・ショウに、ミラーはデビット・ニーブンからエドワード・フォックスへ交代。
そのこと自体は仕方ないが、性格も変わって丸っきり別人になってしまったのはどうしたことか。
そして舞台は「ナバロン」とは無関係な場所で「嵐」なんぞは吹き荒れない。

お話は例によって誰が敵で誰が味方か、仲間の内に裏切者がいる、というパターンだが、その正体には捻りがない。
怪しいと思った奴がやっぱり怪しかった、で終わってしまう。
今回見るのは二度目だが、その点は拍子抜けしてしまう。

それよりも、以前見た時は主人公サイドの目的(何のために何をやりたいのか)が今一つ理解できなかったのだが、今回ようやく腑に落ちた。
なので前回見た時よりは楽しめたし、クライマックスのダム爆破シーンは結構頑張ってるなあと思えたのだが、そこまで。
目的はわかったのだけれども、前作に比べて作戦の必然性と、それが如何に実現困難な任務なのかという部分が上手く伝わってこないから緊迫感が生まれないのだ。

そしてキャラが崩壊したマロリーとミラーは(役者は頑張っているにしても)魅力薄だし、実質的な主人公のハリソン・フォードは相変わらず脇に喰われてるし、必然性ゼロの入浴シーンでバストトップをチラ見せしてくれるバーバラ・バックは大した見せ場のないまま中盤で退場してしまうのが勿体ないし、カール・ウェザースVSリチャード・キールの対決なんてよっぽどのB級マニアじゃなきゃ喜ばないしなあ。
音楽は格好良かったけれど。

【ひとりごと】
007/ロシアより愛をこめて』、『JAWSジョーズ』、『ザ・ディープ』…ロバート・ショウって見る作品毎に印象が違うなあ。


by odin2099 | 2020-11-03 07:26 |  映画感想<ナ行> | Trackback | Comments(0)

「きのふの是はけふの非なるわが瞬間の感触を、筆に写してたれにか見せん」(森鴎外『舞姫』) HNは”Excalibur(エクスカリバー)”


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