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『ハリー・ポッターと賢者の石』

地域住民には殆ど説明ないままに、閉園したとしまえんの跡地に「ワーナーブラザース スタジオツアー東京 メイキング・オブ ハリー・ポッター」が出来るとか、前日譚となる<ファンタスティック・ビースト>シリーズでグリンデルバルドを演じていたジョニー・デップが首になったとか、あまり良い話題が聞こえてこない<ハリー・ポッター>。
製作の遅れから、元々今冬に公開予定だった最新作が来夏に延期になってましたが、それが更に一年延期とは踏んだり蹴ったりで、そのうちシリーズ続行に対する懸念も出てくるかもしれません。

そんな中でテレビでシリーズの連続放送が行われていますが、そんなこととは無関係に1作目を見直しです。
流石にちょっと飽きたかなあと思わないでもないですが、たまにチラっとでも見るとなんだかんだで最後まで見ちゃいます。

『ハリー・ポッターと賢者の石』_e0033570_18465887.jpg思えばこの頃はまだ仄々としているというか、なんか全体的に長閑ですなあ。
物語が重苦しく、キャラクター同士の関係も殺伐としていき、メインキャラが次々と死んでいくなんて考えもしてなかったですからね。
ネビルやシェイマスが失敗して大笑い、というコントみたいなシーンも懐かしいです。

ハリーたちだけでなく何も知らない(知らされていない)観客も、愛らしい子供たちが一生懸命”悪い奴ら”に抗う姿を無邪気に応援していれば良かったのは2作目くらいまででしょうか。
それ以降の作品は常に死と隣り合わせの緊迫感に包まれています。
その割に生死を賭けた闘いと学校の授業や試験とはどちらが大切なんだ?という疑問も付きまとうようになりますが。

ともあれ新作の公開はまだまだ先なので、のんびりと旧作をおさらいしていこうかな、と思っとります。

【ひとりごと】
この映画って子役も多いし順撮りかな。
ハーマイオニーがどんどん垢抜けて行ってるし、ロンも表情が豊かになっていってる。
『ハリー・ポッターと賢者の石』_e0033570_07423432.png
<過去記事>
https://odin2099.exblog.jp/8074179/
https://odin2099.exblog.jp/16879507/
https://odin2099.exblog.jp/23153316/
https://odin2099.exblog.jp/27131403/


by odin2099 | 2020-11-15 09:48 |  映画感想<ハ行> | Trackback | Comments(0)

「きのふの是はけふの非なるわが瞬間の感触を、筆に写してたれにか見せん」(森鴎外『舞姫』) HNは”Excalibur(エクスカリバー)”


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