『ナルニア国物語/第1章:ライオンと魔女<エクステンデッド・エディション>』
2020年 11月 22日
ということで<ロード・オブ・ザ・リング>の次は<ナルニア国物語>を再鑑賞しました。
<ハリー・ポッター>、<ロード・オブ・ザ・リング>がひとまず落ち着いて、ディズニーが満を持して参戦したこの作品がファンタジー映画の決定版になるはずだったのですが、なかなか思惑通りにはいかなかったようで。
<ハリー・ポッター>ほどじゃないですが、物語は<ロード・オブ・ザ・リング>よりはかなり原作寄りではあると思うのですが、原作にあった牧歌的な雰囲気は皆無。
最後に生き返るとはいえ割と簡単にキャラクターが死んじゃいますし、殺伐とした大掛かりな戦闘シーンもありますし、またペベンシー兄妹の仲の悪さも原作のイメージを損なってるように見受けられます。
音楽は良いし、”白い魔女”ティルダ・スウィントンは実に格好良いのですがね。

その20世紀FOXも一本限りで権利を手放し、4作目はトライスター・ピクチャーズで製作されると発表があったのですが、ナシのつぶて。
ところがその後、今度はNetflixが全7作全ての権利を取得したというニュースが飛び込んできました。
従来の続きとして4作目以降を映像化するのか、それとも1作目からまた作り直すのか、映画化なのかそれとも配信ドラマなのかも不明ですが、そういやこのニュースも1年以上続報がありません。
超有名作品ともなると、その分障壁も大きくなるのでしょうね。
何とか早期に実現して欲しいと思ってはいますが。
ところで今回は<エクステンデッド・エディション>にて鑑賞。
<劇場公開版>とは別ヴァージョンを作るのは<ロード・オブ・ザ・リング>に倣ったのかもしれませんが、あちらほど細かい手直しに留まりあちらほど”別物”な気はしません。
キャラクターの掘り下げは進んだと思いますし、どっちがわかりやすいかと言えばこちらのヴァージョンだと思いますけれど、あまり評判にならなかったのか2作目以降は別ヴァージョンのリリースもなくなってしまいました。
最初から<ナルニア>の映像化は、どことなく中途半端な印象を受けてしまうのが残念です。
【ひとこと】
https://odin2099.exblog.jp/2846623/
https://odin2099.exblog.jp/3281471/
https://odin2099.exblog.jp/7958335/
https://odin2099.exblog.jp/14285874/
https://odin2099.exblog.jp/19366191/
https://odin2099.exblog.jp/27207729/