『バットマン』<吹替補完版>
2020年 11月 26日
しかしDCもマーベルも<マルチバース>構想って凄いですねえ。
シリーズ物ではない直接関係のない作品群を繋ぐ<ユニバース>に飽き足らず、世界観の違う作品まで繋いじゃおうというんですからねえ。
そんなこんなで現行シリーズだけじゃなく、旧作の「スーパーマン」も「バットマン」も見直しておいた方が良さそう。
さて、今回はWOWOWで放送していた<吹替補完版>で。
まあそれでも「バットマン」という作品自体が個人的にあんまり好きじゃないので、楽しめた、とはちょっと言い難いかも。
それでも字幕スーパーで追っかけていくよりは作品世界に没頭できたので、やっぱり楽しめたということになるんでしょうね。
当時コメディアンという認識だったが故にファンからブーイングだったというマイケル・キートンも、こうしてみるとなかなか格好良いですし。
そういえばこの一作目に出てきたハーベイ・デントはビリー・ディー・ウィリアムズだったんですよね、ランド・カルリジアンの。
ところが三作目で再登場したら、何故か人種の違うトミー・リー・ジョーンズになっていたという不思議。
まさか”トゥーフェイス”ってそういう意味じゃないですよねえ。
そしてジョン・ウィリアムズの「スーパーマンのテーマ」と対極をなすダニー・エルフマンの「バットマンのテーマ」、実に素晴らしく格好良いです。
<ダークナイト・トリロジー>とか昨今の<ユニバース>版の音楽は、どうも印象に残らずフラストレーションが溜まっていましたが、「ジャスティス・リーグ」では久々に両方のテーマ音楽が流れたので、これこれ、ヒーローのテーマ曲っていうのはこうでなくっちゃ!と溜飲が下がる思いでした。
今作ってる「ジャスティス・リーグ」の<スナイダー・カット>版でも、ここは変えずにそのまんま流してくださいよ。
<過去記事>
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