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『ワンダーウーマン1984』(2020)

「ワンダーウーマン」の続編で、今度の舞台は1984年。

『ワンダーウーマン1984』(2020)_e0033570_21023721.jpg代償と引き換えになんでも願い事を叶える魔法の石が出現。
その石に触れたことでダイアナは最愛の人の復活を願い、ダイアナの同僚バーバラはダイアナのようにありたいと願ってしまう。
またTVで全米に顔を売っている投資会社社長のマックスは、その勢いとは裏腹に会社の経営は立ち行かず困窮しており、その石を盗み出し自らがその力を持つことを欲した。

世界中の人々の欲望を飲み込み、更に強大な力を得てゆくマックス。
世界は混沌とし、大いなる災厄の闇に飲み込まれようとしていた。
これを防ぐには人々が願いを捨て、石を葬り去ること。
だがマックスはもちろんのこと、バーバラもその力を手放すつもりはなく、強大なヴィラン、チーターとなってダイアナを襲う。
この危機にダイアナは、そして蘇ったスティーブはどんな決断を下すのか?!

公開予定が二転三転し、もう年内の公開は諦めかけていたところでの英断。
他国では配信中心のリリースになるのかもしれないが、これは大スクリーンで見るべき作品だ。
ひとまずわが国では劇場で見ることのできたことを素直に喜びたい。
そしてこれ、前作よりも好きかも。

前作で死亡したはずのダイアナの最愛の人スティーブの復活。

謎に包まれた復活の経緯だけれども、爆発の際に時空の歪に落ちたかなんかで、死なずに1984年の世界へ飛ばされたんじゃ?
――などと考えていたのだけれども、なるほどね、スティーブであってスティーブではない存在。
魔法の力でスティーブに似た別人(全然似てない)に乗り移る形での復活と相成った。

似てないのだけれども、ダイアナの眼にはスティーブその人に見えるということで、ダイアナの前にいるときだけクリス・パインが出てくる(それ以外の場面ではクリストファー・ポラーハという俳優さんが、いわば二人一役で演じている。どちらかというとクリス・パインよりハンサムだ)。
最後に二人が選ぶ苦渋の決断。
しかしそれがあるからこそ、彼女=ワンダーウーマンの今の強さがあるのだろう。

ただちょっと気になるのは、「ワンダーウーマン」の続きとしての本作はいいのだけれど、この作品の後に「ジャスティス・リーグ」があるということ。
なんか上手く繋がってないんじゃないかな、これ。

そして今、本来の監督だったザック・スナイダーの手で「ジャスティス・リーグ」の別ヴァージョンが作られているけれど、その「ジャスティス・リーグ<スナイダー・カット版>」が世に出た暁には、劇場公開版の「ジャスティス・リーグ」が公式扱いされなくなるんじゃないかとの不安もある。
そもそもこの<DCユニバース>そのものが、今後存続していくのかどうかさえ不透明な部分はあるのだが。

それにしても「バットマンVSスーパーマン/ジャスティスの誕生」で初めて見た時はちっとも良さがわからなかったガル・ガドットだけど、その後の作品でダイアナを演じる度にどんどん魅力的に見えてくる。
嗚呼、自分の眼は節穴だったのかなあ。

【ひとこと】
オマケシーンでのカメオスターの出演。
伝説の戦士の役にレジェンド俳優の起用とは憎い配役だ。


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> ふじき78さん

なんでも願いが叶うアイテム。
by odin2099 | 2020-12-19 21:07 |  映画感想<ワ行> | Trackback(7) | Comments(2)

「きのふの是はけふの非なるわが瞬間の感触を、筆に写してたれにか見せん」(森鴎外『舞姫』) HNは”Excalibur(エクスカリバー)”


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