『ドタバタ関ヶ原』 長谷川ヨシテル
2020年 12月 21日
徳川家康、徳川秀忠、井伊直政、織田有楽斎、福島正則、池田輝政、細川幽斎、細川忠興、黒田官兵衛、黒田長政、加藤清正、伊達政宗、上杉景勝、直江兼続、石田三成、毛利輝元、大谷吉継、小早川秀秋、増田長盛、小西行長、島津義弘、宇喜多秀家etcetc
定番ネタから新説まで、東軍・西軍問わず関ヶ原の合戦に参加した武将たち(いや、領地などにいて直接は参加していない者も含めて)のエピソードをズラリと並べた一冊。
いや、前言撤回。
深いところまでツッコんでないどころか、結構マニアックなネタもありました。
こういう本を読むと、歴史に名を遺した武将たちも、我々とはかけ離れた存在などでは決してなく、当たり前のことですが一人一人、個性豊かな人間だったんだなあと何かホッとします。
コミカルすぎるのも問題ですが、こういったちょっと緩めの「関ヶ原」をテーマにした映画、あったら見てみたくなりません?
【ひとこと】
そういやこの本、真田昌幸・信之・信繁(幸村)の項目、ありませんねえ。
そこは意外(もちろん秀忠絡みで名前は出てくるのですが)。