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『岩合光昭の世界ネコ歩き/あるがままに、水と大地のネコ家族』(2021)

「コトラ家族と世界のいいコたち」に続く劇場版「世界ネコ歩き」の第2弾で、今度の舞台は北海道の牧場とミャンマーのインレー湖。
テレビ番組の再編集だった前作と違って、今回はほぼ撮り下ろしの新作映像なんだそうです。

『岩合光昭の世界ネコ歩き/あるがままに、水と大地のネコ家族』(2021) _e0033570_08121778.jpg北海道の牧場では仔牛牛舎で暮らす猫の大家族にフューチャー。
親子三代の共同保育の様子と、数十メートル離れた場所にある親牛牛舎で暮らす家族の物語。
同じ牧場内にありながらも二つの縄張り。
互いの交流は殆どない、という中でのそれぞれの生活に密着していきます。

ミャンマーではあたかも一つの家族のようなヒト家族とネコ家族を追いかけます。
猫夫婦にそっくりな息子と娘。
お父さん猫が家族と同居するのはかなり珍しいとのことです。
そしてこの猫と暮らす人間一家。ごくごく自然に絆で結ばれているようです。

どちらもそうですが、如何にも「飼ってます」というのではなく、自然と近くにいる、という関係性には憧れますねえ。
こういうのを見てしまうと猫を飼いたくなってくるんですけど、ガマンガマン…。

ところで前作をもう一度見てみたいなあと思ったのですが…
DVDやBlu-ray、出てないんだぁ。

【ひとこと】
前作もそうでしたが、こういった作品の”語りかける”形式のナレーションって実に難しいなと感じました。
表現力が伴わないとホント、むず痒くなるというか、気持ち悪いものです。


by odin2099 | 2021-01-11 08:16 |  映画感想<サ行> | Trackback | Comments(0)

「きのふの是はけふの非なるわが瞬間の感触を、筆に写してたれにか見せん」(森鴎外『舞姫』) HNは”Excalibur(エクスカリバー)”


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