『シークレット』(1971)
2021年 02月 09日
代り映えのしない日常に倦んだ彼女は、娘を残して歩き出す。
そんな彼女を高級車に乗った紳士が付けて来た。
車から降りた紳士ラウルは、ジェニーと話がしたいと声を掛けてくる。
初めは拒否していたジェニーだったが、思い直して車に同乗しラウルの家へと向かう。
そこで彼女はラウルの亡き妻の写真を見せられるのだが、それはジェニーに瓜二つだった。
メイクをしドレスを着、ジェニーは亡き妻の代わりにラウルに抱かれるのだった。
失業中の夫アランは職を求めて面接に行き、試験後に監督官だった女性ベアトリスと親しく語り合うようになり、やがて彼女の部屋へ――。
とある一家のある日の体験を描いた一遍で、題名の「シークレット」とは三者三様の秘密を抱えて帰ってきたことを表しているのだろう。
亡き妻にソックリだからといって、ストーカー紛いの行為からナンパする紳士も紳士らしからぬ振る舞いだし、日常生活に飽き飽きしてるからといって幼い娘をほったらかしてホイホイついていき、衝動的に抱かれる人妻というのもどうかと思うし、頭の中でさんざん批判しておきながら、いきなり面接官を口説き落とすダンナも碌なもんじゃない。
監督はフィリップ・サヴィール、出演はジャクリーン・ビセット、パール・オスカーソン、シャーリー・ナイト・ホプキンス、ロバート・パウエル、トーカ・キングズ、マーティン・C・サーリー。
お話の方はいただけなかったが、とにかくジャクリーン・ビセットが奇麗で、ふとした佇まいやちょっとした仕草、表情が色っぽい。
ただ彼女の全裸ベッドシーンを売りにしてはいるが、長いシーンではないしアングルも限られているので、それだけに期待するとガッカリするかと思う。
ビセット綺麗ですよね。
>ただ彼女の全裸ベッドシーンを売りにしてはいるが、長いシーンではないしアングルも限られているので、それだけに期待するとガッカリするかと思う。
恥ずかしながら それを期待しましたが なかなか熱く激しく 股間だけでなく心も熱くなりましたよ(笑)
この作品が90年代以降に作られていたら、もっと即物的な内容になったかもしれませんね。
もっとも娘さんの方の扱いはもう少し小さくなるか、表現を暈すんじゃないかという気がしますが。
即物的ってどういうことかってわからなかったのですが 「ありのままの捉え方」みたいな事のようですね。勉強不足でごめんなさい。
実はツタヤでDVDをレンタルして また見直しながらコメント書いてます。 字幕の内容から
「ああ・・・このふたり 今後も会ってるな」と思うんですよね。
以下はビセットと中年紳士の会話のやりとりの一部です
「私たち合う?」『激しく愛し合うんだな』
「でなきゃ意味ない」『そういう事だ』
『家を空けることが多いが また逢える?』
「もしかしたら」『信じよう』
ま、逢うなら旦那にバレんようにな、それと妊娠しないようキチンと避妊しような、とだけしか言えません(笑)
即物的というのはちょっと分かりづらかったですね。
今だったらもっと絡みのシーンというか、脱いでるシーンを増やして、煽情的に売るんじゃないかなあ、という意味でした。
娘の方は今だと、やれ虐待だ、やれ児童ポルノだ、と大騒ぎされそうだから、もしリメイクするとしたら子供はいない設定になったりするかもしれませんね。
そして今後も逢いそう、というのは旦那さんの方にも言えそう。
お互い、バレなきゃちょっとぐらい羽目を外してもいいだろう、ぐらいに思ってそうです。
リメイクとすれば 管理人さんのおっしゃるとおり子供はいないか もしくは 学校の行事でキャンプでお泊りとか 親戚の家にお泊りしたという設定にしたほうが自然かな(#^.^#)
そうでした!旦那さんも逢っていそうですもんね。意外とイケメンでしたし女性と密会しても不思議じゃないです。でもこっちは パッと事を終えてパッと帰宅しそうですね(笑)
問題のジャクリーン演じた不貞ママ ジェニーは 扇動的にエッチシーンは それは無理な気がします(;^ω^
中年紳士のラウル、 顔に似合わずベッドは強そうですから・・・本作の控えめなベッド・シーンでやっとジェニーが事を遂げれた感じでした(; ・`д・´)
男と女じゃ体力の差は歴然ですよ、こう言っちゃうとそれまでですけど(-_-;)💦
亡くなった奥さんに似ているから 別人とわかっていても燃え上がった時の事が思い出すとなると 力を抑えられなくなってしまうんじゃないかな・・・・
とかくジェニーには扇動的な激しい行為は酷です。力尽きて自力で帰れなくなってしまい 車で自宅付近まで送ってもらうか 一泊していく事かのどっちかになりそう。
夫婦共に割り切ってこの関係を続けて、バレなければそれなりに幸せな生活を送れるでしょうね。
ただバレたら…?
お互い様だから強くは言えないでしょうが、それで夫婦関係は破綻するかも?
なーんて思いました。
まあ、ここで物語は終わっているから良いんでしょうけれども(^^;