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『蒼い衝動』(1986)

夏休みに田舎の屋敷に帰ってきた少年が、小間使いで初体験を済ませると、家政婦たちや管理人夫人、叔母、そして姉を次々にモノにしていくというコメディ映画。

『蒼い衝動』(1986)_e0033570_18452098.jpg最初は女性だらけの屋敷、しかも奔放な家政婦たちに圧倒されていた主人公だったが、戦争がはじまり男たちがいなくなり、家政婦たちが色目を使いだしたのに乗じて猛アタックを繰り返す。
しかもそれを焚きつけているのが、年端もいかない主人公の妹なんだから普通に考えるとかなりアブナイのだが、映画そのものはカラッとした明るい仕上がり。
戦争の暗い影なんぞはなく、主人公たちにとってはそれも”絶好の機会”でしかない。

最後は主人公が関係を持った女性たちの殆どが妊娠してしまい、さてどうするかというドタバタ劇になるのだが、無理やりダンナをあてがいハッピーエンドで終わる。
生まれてくる子供たちの本当の父親が誰なのか、それを知ってるのは主人公と当の女性たちだけというコト。

原作はギョーム・アポリネールの「若きドン・ジュアンの冒険」。
監督はジャンフランコ・ミンゴッティ、出演はクローディーヌ・オージュ、セレナ・グランディ、マリオン・ピーターソン、マリナ・ヴラディ、ファブリス・ジョッソ、フランソワ・ベローソ。

主人公は惚れっぽいけど一途で、相手の女性の側もまんざらではなく、お互いに遊びと割り切っている様子もなく、それでも女性同士が鉢合わせしても修羅場にはならない。
なので映画は終始明るいトーンが保たれているのだけれども、実際のところ主人公と相思相愛なのはおしゃまな妹だろう。

さすがに彼女に手を出すことはなかったが、数年後に成長した妹と再会したらどうなることやらという危うさは残るし、もう一人、主人公に対しては常に厳格な立場を崩さない母親も、どうも鬱屈した感情を秘めているようなのでひょっとすると…?などと考えてしまった。
なんせ主人公は実の姉や叔母とも躊躇なく関係を結ぶヤツだからなあ。
とにかく主人公役の俳優さんが非常に羨ましく感じる一遍だ。


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by odin2099 | 2021-02-12 18:47 |  映画感想<ア行> | Trackback | Comments(0)