『騎士竜戦隊リュウソウジャー 特別編／メモリー・オブ・ソウルメイツ』（2021）

＜スーパー戦隊MOVIEレンジャー2021＞で上映された15分の短編。
本来ならば「キラメイジャーVSリュウソウジャー」に相当する作品が作られていたのだろうが、新型コロナ禍の影響で中止となり、その代替企画として用意されたものなのだろう。

テレビシリーズの後日譚ではなく、32話と33話の間に入るストーリーとのこと。

リュウソウジャーたちは、ガイソーグの鎧の呪縛に苦しめられていたナダを解放。

晴れて７人目の仲間となったものの…という空白を埋める物語。
といってもテレビシリーズは未見なので、展開はサッパリわからず。
これは一年間「リュウソウジャー」を応援してくれた人たちへの、ちょっとしたプレゼントといったところだろう。

とはいうものの、坂本浩一監督作品なだけに、短編とはいえアクション満載。
今回はリュウソウジャーに変身出来ないという枷が設けられているため、必然的に素面でのアクションが増える。

ドルイドンに利用されてしまうゲストヒロインに宮原華音。
「ハイキック・エンジェルス」や「仮面ライダーアマゾンズ THE MOVIE／最後ノ審判」でもお馴染みだが、坂本監督とは「BLACKFOX／Age of the Ninja」や「ウルトラマンＺ」で組んでいるので直接のご指名とのこと。
今回もキレッキレの空手アクションを見せてくれている。

【ひとこと】
冒頭、昨年暮れに亡くなったレギュラーキャスト金城茉奈への献辞が流れる。