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『ゴジラ/キング・オブ・モンスターズ』

最新作「ゴジラVSコング」の公開も迫ってきたレジェンダリー・ピクチャーズの<モンスターバース>第3弾。
今回はゴジラだけじゃなく、モスラにラドン、キングギドラと東宝の怪獣スターが揃い踏み。
伊福部メロディも随所に流れるため、前作に比べれば「ゴジラ」っぽさは増している。

『ゴジラ/キング・オブ・モンスターズ』_e0033570_19553742.jpgただド派手な怪獣同士の激突シーンは迫力あるものの、トラブルメーカーの女性博士がストーリーをグダグダにしているし、その博士の元夫と娘(「ゴジラVSコング」にも続投するらしい)との人間ドラマも、家族のイザコザはどっか他所でやってくれと言いたくなるほどウザったいし、突然のオキシジェン・デストロイヤーの登場から芹沢博士の死への流れも唐突な感は否めない。
人間ドラマを盛るなら盛る、余計なことしないで見せ場を怪獣に全振りするなら振る、どっちかに絞り込めばもっと面白くなったろうに、という気がしてならない。
ということで「ゴジラVSコング」も著しく不安ではあるのだが、上手い具合に二大怪獣の激突に焦点を絞って作りこんでくれているだろうか。

ところで最近になって同じレジェンダリー作品の「パシフィック・リム」とのクロスオーバーの話題が流れているが、1作目のギレルモ・デル・トロ監督は「<パシリム・ユニバース>は<モンスターバース>と密かに(多分)同じ世界観にある」とクロスオーバーに前向きとも受け取れる発言をしているが、その一方で2作目のスティーヴン・S・デナイト監督は「パシフィック・リム3」で正に二つの世界を融合させようとする試みがあったものの、「2」がヒットしなかった為に立ち消えになったと後ろ向きのコメントを出しているのが気になる。

要は「予定はあったけど止めた」ということなんだろうけど、「パシフィック・リム」のアニメ版もスタートするタイミングでのニュースということは一種の観測気球なんじゃないかなという気もする。
アニメ版、そして「ゴジラVSコング」の結果如何では再びクロスオーバー企画が息を吹き返す可能性が……ないのかな。

まあそれよりも再三あちらこちらでコメントしたけれど、<モンスターバース>に組み込むなら「グレートウォール」の方が制約が少なくて良いと思うのだが、加えたところで双方にメリットはあまりありそうもないや。

<過去記事>


by odin2099 | 2021-02-28 19:59 |  映画感想<カ行> | Trackback | Comments(0)

「きのふの是はけふの非なるわが瞬間の感触を、筆に写してたれにか見せん」(森鴎外『舞姫』) HNは”Excalibur(エクスカリバー)”


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