『シャーロック・ホームズ/死の真珠』 (1944)
2021年 03月 25日

やがて不可解な連続殺人事件が起きる。
被害者はいずれも背骨を折られて殺害されており、遺体の周りには陶器の破片が散乱していた。
ホームズは、一連の事件は真珠の行方に関係あると睨み、調査に乗り出した。
コナン・ドイルの短編「六つのナポレオン」を原作に、ベイジル・ラスボーンのホームズ、ナイジェル・ブルースのワトソンのコンビで作られたホームズ映画。
監督はロイ・ウィリアム・ニール、他にイヴリン・アンカース、デニス・ホーイ、マイルズ・マンダー、メアリー・ゴードン、イアン・ウルフ、ホームズ・ハーバートらが出演。
全部で14本作られた内の9作目とのことで、このコンビのホームズ物を見るのはこれが2本目。
原作とはかなり違うストーリーだし、ホームズの自信過剰故の失態から事件が大きくなるのだが、本人に悪びれる様子は全くないし、しかも虚勢を張ってるわけでもないから余計始末に悪い。