『ダ・ヴィンチ・コード』と『天使と悪魔』
2006年 03月 09日
それより一足早く、ダン・バースタインの『ダ・ヴィンチ・コードの「真実」』も文庫化されていたのは商魂たくましいというか、なんというか(苦笑)。まだまだだと思っていた映画版も、気がつけば公開まであと2ヶ月ちょっとです。これからまた便乗本も増えてくるのではないかと思われます。
肝心の映画の方はまだ数枚のスチール写真をみただけですが、以前にも書きましたけどトム・ハンクスの髪形がミョーに気になって仕方ありません(爆)。出来上がりは大丈夫なんでしょうか。
さてご存知の方も多いかと思いますが、『ダ・ヴィンチ・コード』は実はシリーズの2作目です。
こちらが映画化されるとなれば、当然第1作目の『天使と悪魔』にもそういう話が出てきてもおかしくはないわけですが、やっぱり出てきました。
ただし『ダ・ヴィンチ・コード』を手掛けたソニー・ピクチャーズではなく、映画化権を入手したのはユニバーサルとドリームワークスなんだそうです。しかも監督はスティーブン・スピルバーグじゃないかとの噂が・・・・・・。
更に主人公であるロバート・ラングドン役は、『ダ・ヴィンチ・コード』同様にトム・ハンクスだという話もあるようなので、こうなると今後の続報が気になりますねぇ。
個人的にはこの『天使と悪魔』の方が、『ダ・ヴィンチ・コード』より面白いと思っていますけれど。
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そうなのですか!
『ダ・ヴィンチ・コード』 上は面白く読んだのですけれど、下はそれほどでもなくて・・・
いつもどうも。
『天使と悪魔』の方が、お話も追いやすいんじゃないかと思います。
少なくてもこちらの方が映画向きでしょう。
『ダ・ヴィンチ・コード』は途中で脇道にそれすぎてるような気がしないでもないし。
>天使と悪魔
以前、別ルートからも「面白いよ」と薦められたのですが、文庫化したら~と思つついまだ読むに至ってません。こちらの文庫化はまだでしたよね?
スピルバーグ&ハンクスのコラボは噂として聞いておりました。けっこう信憑性あるのかな~?と思ってましたけど、ちょっと楽しみではあります。
トム・ハンクスの髪型は私もビミョーに気になっておりました。
余計なお世話ってか?(笑) でも、確かに変ですよねぇ。
「ダ・ヴィンチ・コード」の「嘘」を暴くみたいな本も出てるんですね。小説なんだからフィクションな部分も当然あると思うのですが、出る杭は打たれるんでしょうか…それとも便乗?
そちらは、まだ生まれたってのブログなのですね。
宜しくお願いします。
ダン・ブラウンの作品が叩かれているのは、
やはり「全て事実に基づいている」とか宣言しちゃってるからではないでしょうか(笑)。
勿論全てが事実だと思って読んでいる読者は少数だと思うんですが、
それでも作者にそう言い切られると、反発したくなる人も出てくるんでしょう。
さて、映画はどんな感じになっているんでしょうかね。
順番どおりなら『天使と悪魔』が先に文庫になるはずですけれど、
これは映画とのタイアップだからでしょうね。
でもどうだろう?便乗して近々出たりいないかな?
『ダ・ヴィンチ・コード』には『天使と悪魔』への言及もあるので、
やっぱり先に読んでおいた方が良いと思うんですが・・・。
私も「天使と悪魔」の方がおもしろかったです。
さかさまから見ても読める字とか。
コンクラーベとか。
ストーリー展開も派手だし…。
こちらの方が話題にならなかったのが不思議です。
それにしてもロバート・ラングドン、タフですね~。
とても大学教授とは思えません。
『ダ・ヴィンチ・コード』しか読んでいない人が多いみたいなんですが、比べて読むと『天使と悪魔』の方が面白い、という人も少なくないみたいですね。
シリーズ3作目は、はたしてどうなるでしょうか?
「ダ・ヴィンチ・コード」よりもこちらが先に書かれたことを考えると衝撃的なのですが、「ダ・ヴィンチ~」を読んでから読むと、なんとなくデジャヴを感じてしまいます…それから、私にはちょっと「えげつない」感が強い内容でした。
今晩は、いつもありがとうございます。
やはりシリーズ物ですから、読む順番は大事ですね(笑)。
他人から「『ダ・ヴィンチ・コード』の映画を観ようと思うんだけど」と言われると
「先に原作読んどけ。いや、その前に『天使と悪魔』を読め!」
と言って嫌われております(苦笑)。
しかし二日で読破、とは恐れ入りました・・・。
さて、既に「映画化決定!」の帯も踊っている文庫本ですが、
実際はまだ、脚本家が雇われたという段階に過ぎないんですけれどね。
これから他のスタッフやキャストがどうなるか、
そして映画化そのものが実現するのかがハッキリしていくと思います。