『くまのプーさん』(2011)
2021年 04月 14日

そこで森の仲間たちとしっぽを探すことに。
ところがそんな時、クリストファー・ロビンが行方不明になる。
どうやら「スグモドル」という恐ろしい怪物にさらわれたらしい。
プーたちは今度はクリストファー・ロビンを助け出すための冒険へ出発する。
ウォルト・ディズニー生誕110周年記念作品らしい。
プーは最初からお腹をすかせて登場し、最後まではちみつにありつけない。
空腹のプーは、まるで禁断症状の出た薬物中毒者みたい。
というのは言い過ぎだが、幻覚を見だしたりするのは結構ヤバい状況かと。
健全なディズニーアニメでそれはOKだったのかなあ。
それに100エーカーの森の仲間たちは、一見すると仲良し集団のように見えるが、実はそれぞれがてんで好き勝手なことをやってるだけ。
理解力もテンポもまるでバラバラで、コミュニケーションがまともに取れているようには思えない。
みんな一人勝手にわかりあえてると錯覚してるだけなんじゃないのかな、とそんな気もしてきた。
ツッコミ不在のぬるい会話は、聞いていてイライラさせられる。
キャラクターはカワイイものの、どこが面白いのかサッパリ。
どうも自分には合わない世界みたいだ。