『アンドロメロス』②

「アンドロメロス」の第２巻で、16話～25話を収録。

メロスとマルスが活躍している間、フロルはお留守番というお約束が出来ているのだが、今回はメロスとマルスが誘き出され、共に大ピンチ。その隙にグア軍団はフロルを誘拐、というパターン破りの展開。
フロル自身に覚えはないが、彼女がどうやら”最終兵器”の鍵を握っているらしい、という新たな謎が提示される。
しかも彼女の最大の危機に、彼女の叫びに呼応するかのようにひとりでに動き出すアンドロ艇、というシーンも。

一方のメロスとマルスの危機を救ったのは、復活したウルフ。

1話で怪我を負ってから、ようやく19話で再登場とは結構引っ張った。

それにしてもウルフとマルスがコンビを組むようになってから、なんだかギャグ要素が増えた。

こんな軽い番組だったかなあ、もうちょっとシリアスな番組だという記憶があったのだが、当時も如何に真面に見てなかったという証拠だろう。

不慣れなビデオ特撮に挑んだチャレンジ精神は買うが、オイルショック時の作品に比べても明らかに見劣りするクオリティは商業作品としてどうだったのかな。

【ひとこと】
怪獣戦艦のアイディアは好き。
これ、今の世に再登場させてもいいんじゃないか。
というより、今の技術の方がより存在感を出せると思う。